誰も知らない!メモリーの危険な罠とは?

フラッシュメモリー(SDカード、USBメモリ、ビデオカメラ内蔵メモリ等)に保存した画像ファイルは一瞬の判断ミスで永遠にデータ復元が不能になる事をあなたは知っていましたか?

SDカード復元フリーソフトで絶対に犯しては危険な行為とは?

SDカード復元フリーソフトの注意点とは

 

SDカードから写真や動画を復元しなくてはいけない場面に遭遇する事ってあります。

 

今までは無くても必ず将来1回は経験すると思いますので暇なら一度、お読みください。

 

SDカードからデータ復元する理由は様々なシーンがあると思います。

 

  1. 操作ミスによる削除やフォーマット
  2. SDカードのトラブル
  3. その他

 

何れにせよ

SDカードから写真等を復元するにはデータ復元ソフトを使う必要があります。

 

データ復元ソフトには

フリーソフトと言われる無料ソフトと有料の復元ソフトがあります。

 

今回は無料ソフト・フリーソフト、有料ソフトの比較や優劣を説明する記事ではありません。

 

データ復旧ソフトを初めて使う初心者の方に注意して頂きたい内容を書きたいと思います。

 

初心者の方はデータ復旧ソフトを使えるまでのプロセスで重大なミスを犯すことがあります。

 

初心者が特に犯しやすい過ちを記載したいと思います。

 

SDカードの復元が出来る無料ソフト・フリーソフトを紹介するサイトではパソコンのスキルを全く考慮せずに説明している事が多いです。

 

初心者の方には大事な部分が伝わり切れずその結果、

大事なデータの復旧が出来ず取り返しのつかない事態になっているのが現実です。

 

自己責任

 

と一言で言えばそうなのですが。

 

実際、

パソコンのスキルに乏しい方はフリーソフトをダウンロード&インストールした段階でミスを犯してデータ復元が不能と言う方もいます。

 

知識のある方からすると

”あり得ないでしょう?”と言う感覚ですが初心者の方は違います。

 

この記事では、

コンピューターの知識・経験が少ない方が自分の知識不足により大切な思い出を失わない為の注意点や意識を持って頂きたく記事にしています。

 

貴方に質問させて下さい!

 

  1. ダウンロード先のパスとは
  2. インストール先のフォルダーとは 
  3. 復旧データは復元するメディア以外の場所を指定する

 

上記の文で一つでも意味が解らない文言がある方は

SDカードの復元ソフトを利用する場合に過ちを犯す可能性のある方です。 

必ず最後までお読みください。

 

※記事の整合性を取る為、

SDカードから写真を単純に削除したケースでお話で進めます。

 

復元ソフトのダウンロード

 

SDカードの復元をする時に無料・有料お試し版等のデータ復旧ソフトをダウンロードしますね。

 

ここで最初の初歩的なミスを犯す方が居ますので注意が必要です。

 

ダウンロードする場所をSDカードに指定する方がいます。

 

SDカードにデータ復旧ソフトをダウンロードしてしまうと上書き行為になり削除した写真の幾つかが復元不能になります。

 

パソコンの場合の正解は

c:\ユーザー\アカウント\ダウンロードのフォルダーにデータ復旧ソフトを落とします。

 

※詳しい人はディスクトップでもドキュメントフォルダでも構いません。

 自分が上書きしないパスを意識していればOKです。

 

初心者が過ちを犯すケースはこれから写真を復元するSDカードにデータ復旧ソフトをダウンロードしてしまう方がいます。

 

Windows7以降のパソコンでは少なくなりましたがAndroidスマホでは復元アプリのダウンロード先をmicroSDカードにする人がいます。

 

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SDカードにデータ復旧ソフトをダウンロードしては、

削除した写真を上書きしてしまい復元出来る枚数が大幅に減る事になります。

 

初心者の方は注意が必要です。

 

復元ソフトのインストール場所

 

 

”復元ソフト”のダウンロード先にSDカードを指定した方がダブルで犯しやすい過ちです。

 

復元ソフトをSDカードにダウンロードするとインストール先がデフォルト(標準)でSDカードになる復旧ソフト・復元アプリが多く無意識のうちにインストールしています。

 

これは絶対にダメですよ!

 

復旧データをSDカードに保存は駄目?

 

これが意外に多い人がミスするケースです。

 

初心者の方では一見、

何も問題ないと思われるかもしれませんが一番、

犯してはいけない過ちです。

 

理由は、、、 

復元したデータは正常なデータなのでしょうか?

です。

 

もしも、

不良なデータを復旧元のSDカードに書き戻す(上書き)したらどうなりますか?

 

もう2度と書き戻す(上書き)前の写真を復旧する事が出来なくなります。

 

データ復旧ソフトでは復元するアルゴリズム・考え方・アプローチの仕方が異なります。

 

①過去のファイルシステムから復元を試みる復元ソフト

 

②写真や動画のヘッダー情報から復旧する復元ソフト

 

データ復旧するSDカードに対して①と②では正常に再生する画像が異なるとしたらどう考えますか?

 

今回のSDカードの場合、800枚の写真が記録されていたとします。

 

①の場合、回収した写真800枚中780枚が正常に復元される

 

②の場合、回収した写真800枚中480枚が正常に復元される

※断片化により半分近い写真が破損している状況

 

もし上記の条件だとして

②のパターンの復元ソフトで復旧したデータをSDカードに上書き保存した場合を考えてください。

 

復旧状況が思わしくないので①の復旧ソフトをその後に実行しても①-②の差の300枚は復旧できません。

 

だって、最初のSDカードとは内容が書き換わってしまいましたからね。

 

しかし、

復旧するデータの復元先をSDカード以外の場所(パソコンのピクチャーやディスクトップ等)に保存していれば②の後に①を再度、実行すれば780枚の復旧が可能でした。

 

データ復旧で絶対にご法度行為とは

復旧媒体/復旧メディア(SDカード/USBメモリ/ビデオカメラ内蔵メモリ等)に対して削除した後は上書き保存をしてはいけないのです。

 

この事を頭に入れて絶対に上書きしない様に復旧ソフトをダウンロード&インストール、データ復旧を実行してください。